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独占欲





「おい」

「・…なんですか?」

振り向くと、案の定そこには仏頂面した彼、イザークが居た。

こういう風に、呼びかけられたとき、大抵彼の機嫌は、悪い。最近ではここまで悪くなることもないというのに、今日に限って何故こんなに・・・?

「ちょっと付き合え」

原因を考えていたため生半可な返事をしてしまった所為か、イザークは僕の手を引っ張り強

引に歩き始めた。

「え・・?って、引っ張らなくてもついて行きますよ!!」

最悪なことに、彼の、イザークの機嫌は僕の知る中で1番最悪だった。





「で、なんですか?」

「・・・・・・」

明らかに怒ってます、と言った口調で僕はイザークを睨みつけるように見上げた。

連れてこられたのは、あまり人が通らない通路で。普段の彼らを知っているものならば10人

中10人がニコルの身の安全を心配するだろう。 なんせ2人はあまり馴れ合わないクルーゼ

隊のパイロットたちで、特に険悪になる2人なのだから。

しかし、普段では考えられない取り合わせの2人はいつもとは違った険悪さをかもし出してい

た。

「黙ってたって、僕は超能力者とかじゃないんですから分かりません」

「・・・・何故隊長は・・・・」

微かにつぶやいたその言葉でニコルは全てを理解した。 「・・・アスラン、ですか?」

おずおずとだが尋ねるニコルに対し、イザークは聞きたくもない名を耳にして不機嫌さは最高

潮を通り越して いつ高血圧のため倒れてもおかしくはなかった。

「その名前を口に出すな!!!」

・・・・・。またか・・・。

イザークはアスランに何かと対抗心を燃やしている。今回の機嫌の悪さは、アスランがクル

ーゼ隊長の代わりを頼まれたことか・・・

でもあれは、アスランの方が優秀だからと言うわけではないだろう。まあ、今のイザークを隊

長にしたらハチャメチャな行動を取るのは目に見えているけれど。

にしても、何故この人は僕がアスランの名前を出す度に怒るのだろう。

今だって、僕のことを睨みつけて、何か言いたそうにしている。

「イザーク、貴方って人は・・・」

「・・・・・・なんだ」

「え?」

聞き取れず聞き返す己に答えたかどうか定かではないがイザークは反対方向を向いて手を

強く握り締めた。そして。

「お前が俺以外の男の名など口にするなんて嫌なんだよ!!」

「・・・・・/////」

僕を見るイザークの目は真剣そのもので。

うわ〜〜///この人はなんて恥ずかしいことを言うんですかね・・・

でも、それを嬉しいと感じてしまう僕も僕だけど・・・。

「おい、聞いているのか?」

「・・・聞いて、ますよ」

これ以上喋られると、顔が真っ赤になりそうだから・・・。

僕はいまだ不機嫌顔のイザークに顔を近付け、彼の機嫌を取ることにした。





そして、囁くのだ。





「それは光栄です」ってね。





完璧イザニコ小説です。
これも実は日記で書いたものに加筆・修正してます。
ニコル〜〜vvvこの頃(今頃)イザニコにはまった私って・・・・しかもイザニコなんて邪道な・・・(++;)
本当にどうして私は女の子が主人公になるとアマアマになって(オリジナルです)男の子だったらシリアスなのだろうか・・・・。
それでは、ご意見・ご感想などありましたらぜひお知らせくださいvvv
2003/5/23/fri





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