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誓い





「ねえ、アスラン」

「何?」

「ぼくね、大きくなったらアスランのお嫁さんになりたいvv」

「・・・・・・」

頬を淡く染めながら最大級の笑顔で告げてくる自分の幼馴染兼親友に俺は返す言葉が見つ

からなかった。

今こいつは、キラはなんと言った?

俺の・・・お嫁さん?

思考がフリーズしている俺を不審に思ってか、天然幼馴染は顔を覗き込んでくる。

/////って、顔を近付けるな!!!

「どうしたの、顔真っ赤だよ?」

「それはキラの所為・・・じゃなくて、なんて言ったの、さっき」

「さっき?」

「そう。俺の何になるって?」

「お嫁さん」

即答かい、なんか嬉しいんだけど素直に喜べない自分が悲しい・・・

「意味分かってるの?キラはいつもボーっとしてるから・・・」

「分かってるよ!!ぼくアスランとずーっと一緒に居たいもん!!」

すぐむきになるキラ。

でも今回ばかりはなあ。俺だって一緒にいたいけど、でも・・・

「キラ、結婚って言うのは」

「知ってるよ。愛し合った男女がするもの、だろ?」

「知ってるならなんで?俺とお前は男同士だぞ」

しかも、子供ができないから同性の結婚は認められてはいないんだ。そんなの幼稚園児だっ

て知ってるはずなんだけどな〜〜

キラはというと、俺の返答がお気に召さなかったらしくむっとした表情だ。

「アスランぼくのこと嫌い?」

「んなわけあるか。好きを通り越して愛しちゃってるよ」

・・・て何で即答してるかな、俺は

しかし、俺の返答を聞いたとき、キラはこう心臓を打ち抜かれるくらい可愛い微笑を見せた。

はあ、もう・・・

「ならいいじゃん。別に婚姻届を出すわけじゃないし」

「え?」

「結婚て、婚姻届を出すだけじゃないよ。ずーっと一緒に生きるってことでしょう?」

「ああ・・・そうだな」

ここまでいわれたら、さすがに誰だってわかるよな、キラの言わんとすることが。

そう、別に婚姻届を出すだけが結婚というわけじゃないんだ。お互いを慈しみ、育み合うため

に、傍にいるために結婚というのはあるんだ。

「だから、ぼく将来アスランのお嫁さんになるねvv」

にっこり微笑むキラを見てて俺は自然と口元がほころんだ。

別に形にこだわる必要はないんだよな、思いがあれば、それで十分なんだよな

「うん、一生大事にするよ」

そう言って、俺たちは誓いのキスを交わした。





数年後、俺たちは離れ離れとなり、敵として剣を交えている

今でも誓いを交わしたときのキラの笑顔が、頭をよぎる・・・・・


ねえ、キラ・・・あの時誓ったことを・・・君はまだ覚えていてくれているの?





こちらはほんのり最後がシリアスな作品となってしまいました。またもや日記の再録です。
別に、他意はないんですけどね・・・一応早めにアップしておこうかなって思って、4月か5月ごろ書いたものです。
やっぱりラブラブ書くの楽しい・・・シリアスばっか思いつくのは何故!?(泣)
2003/6/14/sat