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■プロローグ■


それは、遠い昔に始まった。
全ての元凶は、人間の「欲」と「驕り」だった。
生み出された命は、支配されることを拒み、自由を求めた。そう、それは小さな願いだった。
しかし、生み出された命、すなわち「クウォメイカー」は、人間の傲慢な心の前に、儚く散った。


託されたのは、まだ生まれて間もない4人の子供だった。


平和を愛することを忘れるな、我ら一族が受けた悲しみ、絶望、痛み、その全てを忘れるな。


たとえ記憶を失っても、4人の子供たちはこの心を忘れなかった。
戦争が起これば、平和を思い悲しんだ。争いが起これば、まるで自分のことのように胸を痛ませた。
記憶は封印されたまま、4人の子供たちは、それぞれ健やかに生きていた。懸命に生きていた。


しかし、悲劇は繰り返される。
人間が再び生み出した命。「欲」と「驕り」のために生まれたその命は、またしても傲慢な心の前に散ったのだ。
しかし、再び生み出された命――「コーディネイター」は立ち上がった。
戦うために。大切なものを奪ったものに復讐をするために。平和をその手に掴むために。
4人の生き残りの子供たちも、その戦いに巻き込まれてしまう。
互いに背負ったものを知らず、その悲しき争いに涙を流しながら身を投じた。
1人は「裏切り者」の汚名を背負ってまで大切な人たちを守るため。
1人は大切な人を奪った者たちへの復讐をするため。
1人は争いで傷ついた人々の心を癒すため。
1人はこの意味のない戦争を終わらせるため。


今、彼らに施された封印が解かれようとしている。そう、運命は動き始めたのだ。
ゆっくり、ゆっくりと。大きな音を立てて




願わくは、4人の子供たちが光溢れる未来へたどり着けんことを
たとえ修羅の道だとしても、踏み外さぬよう



4人の悲しき、血塗られた過去を、抹消された歴史を背負う運命を持つ子供たちよ――



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